付き添い入院生活 やってよかった事
盲腸になって、入院することになった長男。
結局、1ヶ月入院し、ようやく退院できた。
まだ、11歳だし、盲腸でお腹が痛く、車椅子だった事もあり、私も夫と交代で1ヶ月間付き添いで入院した。
今後、付き添い入院される方の参考になればと思い、振り返りメモ。
●入院中の生活
9時就寝、7時30分から朝食。
体温、血圧を測定。
検査がある日は、レントゲンやMRI、血液検査があり、結果に応じて治療法が変わる。
検査がない日は、のんびり過ごす。
治療法を変えて2〜3日経過を見て、再度検査するため、以外と何も予定がない日も多かった。
親の仕事は、子供が歩けない時はトイレの介助、点滴だけで水も飲めない時は、喉を潤すためのうがいの介助、点滴中は点滴のエラーが鳴ったり、点滴が終わったら看護士さんを呼ぶ、食事が食べられるようになったら、食事を下げる、排泄と食事の記録など。
夜中にも点滴の入れ替え&エラーが出たらナースコール、終わったらナースコールが2〜3回あり、睡眠不足の日々だった。
●やってよかった事
1、夫と交代での付き添い入院
朝、8時に病院で交代し、付き添う時は翌日8時まで、付き添い。交代する時は、そのまま出社して、夜、夕食を作り、次男と夕食を食べて家で寝る。
翌朝、次男を送り出してから、病院に移動して交代というサイクルで、生活した。
交代の移動時間はかかるけれど、1日おきに家に帰れたので、体も゙心も休める事ができた。特に、長男の痛みがひどくて、痛み止めの投与量上限まで投与してもらっても、痛みがひかない時は、「痛い、痛い、」と。辛そうな長男のお腹をさする事しかできなくて、精神的にも辛かった。
病院や長男から逃げるみたいで、後ろめたかったけれど、家で呑気な次男と話せたり、職場で話せたりできて、気分転換ができた。
病院から自宅が遠い人や、新生児ちゃんのママさんなどで、数ヶ月付き添い入院される方は、本当に大変だと思う。
2、眠れる時に寝る
夜、ナースコールや子供が痛がる時は、お腹をさすったりで、寝られない時も多い。
加えて、大人のベッドは折りたたみ式の小さいベッドで、寝返りもままならない。
睡眠不足になるため眠い時は、昼間でも、子供が寝ている時や、タブレットに夢中になっている時に、横になって目をつぶるようにした。熟睡はできなくても、少しは眠れるのか、睡眠不足は多少マシだった。
写真↓は、簡易ベッド。折りたたみ式。
ベッドと椅子を置くと、点滴が置けないので、ベッドを出す時は椅子を廊下に置かせてもらった。
3、同室の人への挨拶
小児病棟は子度4人✕付き添い入院する大人の合計8人が、一部屋で生活する。
各家族のベッドは、カーテンで区切られているけれど、声や生活音は丸聞こえ。
ベッドを出た時などに、「昨日の夜、点滴がうるさくてスミマセン。。」みたいに挨拶しておくと、「大変でしたね~」など、声をかけてもらい、気が楽だった。
回復の経過観察期間は、子供も゙元気なので、同室の子供同士で、「全身麻酔やった?俺もやった」「回復食のおかゆ、まずいよな~」みたいな会話で、盛り上がっていた。
4、部屋の変更
最初の部屋は、ゲームをして「よっしゃ〜」と、声を出す子がいた。
長男的に、小さい子が騒ぐのは我慢できるが、自分と同じくらいの年の子が騒ぐのは、イライラするらしい。
最初は小声で「イライラする」というだけだったけれど、ついには「イライラする、我慢できない」と言って、シクシク泣き出した。
とりあえず、廊下に出て広間で落ち着かせようとした時に、看護士さんが相談にのってくれた。
落ち着くまで、面談室を使わせてくれて、親子2人だけで過ごさせてもらう間に、看護士長さんとも相談してくれて、おとなしい子供が多い部屋に引っ越しさせてもらった。
引っ越した部屋は、窓側のスペースを使わせてもらえて、親子ともにかなり気が晴れた。
子供が「うるさい」と言い出した時、最初は「我慢しなさい」と言ってしまったけれど、その時点で1週間以上入院していた。
子供もストレスがたまっていただろうし、普段我慢強いタイプの長男が不満を言うんだから、よっぽどストレスがたまっていたんだと思う。
変更できて、よかったと思う。
窓からは、万博公園が見渡せて、残り3週間、緑に癒やされながら過ごせた。
5、冷蔵庫、給湯室の活用
入院中の子供の食事は出るけれど、看護する大人の食事は出ない。
最初は病院の1階のコンビニで買ってたけれど、3食コンビニが続くと飽きてしまうし、お金もかかる。
結果、家で夕食を多めに作って、お弁当を持って行くスタイルで落ち着いた。
荷物はかさばるけれど、野菜多めの食事を続ける事ができた。結局、次男の夏休み期間だったので、学童に持たせるお弁当も、作るしね。
下の写真は、私の昼食、夕食、次男の昼食。ご飯は別。
結果、3kgくらい痩せた!
普段は、おかわりしすぎてたし、おやつも食べ過ぎてたんだな~と、反省。。
病院の冷蔵庫は、パンパン↓
お茶や紅茶も、マグカップ+その時の気分で紅茶やお茶やルイボスティーを選んで、給湯室のお湯で飲んだ。
お茶を入れたり、お弁当をレンジで温める間に、他のママさんやパパさんと雑談するのも、いい気分転換になった。