大学選びに学会での見極めを

最近、仕事で学会に参加する事が多い。

すると、とりあえず実験してみたよ、というレベルで発表する大学と、その研究を行う意義・実験結果から考察まで論理立てて発表する大学がある事に気付く。そして、発表の出来栄えと大学の偏差値にも、あまり相関が無い事にも気付く。おそらく、指導される先生方の実力の方が、生徒の地頭よりも重要なんだろう。

自分が大学を選んだ時は、「化学と生物が勉強できればいいや〜」くらいの基準で、適当に選んだ。
選んだ研究室も、企業から先生を招いて研究室が始まるタイミングだった。先輩がいなく、考察力や論理的なプレゼンスキルが身につかないまま社会人となり、社会人になってから苦労した。

もう一度、大学を選ぶ機会があれば、興味ある大学の発表する学会に参加して、発表内容を確認したり、懇親会に参加して先生方の人格を見極めてから、選びたい。
子供の大学進学時にも、同じ事を薦めると思う。